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1円起業のメリットとデメリット実際に設立してみた

2017/04/25

1円起業とは?

1円起業とは平成18年から資本金が1円でも会社を設立することが出来るようになったため生まれた言葉です。

旧制度では株式会社設立をするためには1000万円以上の必須でした。ちなみに有限会社設立に必要な資本金は300万円以上でした。
現在は有限会社の設立は出来ません。
制度変更以前に有限会社として設立されていた会社は「特例有限会社」として存続しています。特例有限会社から株式会社に移行することも出来るのですが経営方針によっては特例有限会社のままにしておいたほうがいい場合もありますので株式会社に移行せず特例有限会社のままにしている会社もたくさんあります。

 

実際に1円で株式会社設立してみた

本当は資本金1円ではなく1万円で株式会社設立してみました。
会社設立時は特に資本金の意味もあまり理解していなかったので、とりあえず資本金は1万円でいいやと思い1万円で株式会社を設立しました。
1円でもよかったのですが、口座に一度資本金を振り込まなければいけないので1円振り込んで手数料取られるのなんとなく嫌だったので1万円にしました。

 

少額資本金で会社を設立してみてわかったこと

資本金1円~株式会社を設立出来ることは大きなメリットですが、資本金1円で株式会社を設立してもあまり意味がありません。

なぜ資本金1円で設立しても意味がないかと言いますと会社を経営するにあたり、お金が絶対にかかるからです。

私が資本金1万円で会社を設立しましたが、別にお金がなくて資本金を1万円にしたわけではないので、もっと資本金を多くしておけばよかったと思いました。
資本金1万円ですと会社のお金は1万円しかないことになります。会社設立当初は利益が出る前に必ず経費がかかってしまいますので1万円ではすぐに無くなってしまいます。会社のお金が無くなると何も出来なくなってしまいますので結局のところ個人のお金を貸し付けるというかたちで会社にお金を入れることになりました。

少額資本金で会社を設立すると信用されにくいというデメリットもあります。
あなたが仕事を頼む立場だったとして、依頼する会社のHPを観た時に資本金が1円だとしたら少なからず、この会社に仕事を任せて大丈夫か?と勘ぐってしまうと思います。
人を雇うときにも同じことが言えます。資本金が少なすぎると雇われる側も「本当にまっとうな会社なのか?給料は、きちんと支払われるのか?」不安になってしまうかもしれません。
本当はきちんとしている会社だとしても怪しまれてしまう可能性消せきれません。

 

少額資本金の信用問題解決方法


この資本金が少ないから信用されないというデメリットの解決方法が実はあります。
会社のHPの資本金額を実際の資本金よりも多く記載することです。
そんなことやっても大丈夫なの?と思うかもしれませんが法律上特に問題はありません。
上場会社がやってしまうと問題になってしまうかもしれませんが非上場会社がやる分には大丈夫です。
実際に私も会社設立当初は資本金が1万円ですと、あまりに見栄えが悪いので500万円と会社のHPに記載していました。
ただしこの方法の欠点としましては会社の登記謄本を観られてしまうと偽って記載していることに気づかれてしまい更に信用を落としてしまう可能性もあります。
会社の登記情報は法務局のHPからで閲覧出来るのですが少額ですがお金と手間がかかるので、わざわざ調べる人はいないと思いますが、そういったリスクもあることは覚えておいたほうがいいでしょう。

 

 

結論

お金があるのなら事業が軌道に乗るまでに必要な金額は資本金として用意しておいた方がいいでしょう。
会社を設立してすぐに利益が出るめどがたっている場合は少額資本金でも問題ないでしょう。

 

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